| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
株式会社はてなは、日本自然エネルギー株式会社との契約により、7月1日に「グリーン電力証書」を取得し、年間30万kWhの電力を風力で発電するように委託することを発表しました。

ニュースサイトのタイトルだけ読むと、はてなが風力発電施設を建設してサーバの電力をまかなっているように聞こえますが、どうも事情は違うようです。
グリーン電力証書は、通常の電力料金に、風力などの自然エネルギーを使って発電する分のコストを上乗せした金額を企業が支払う仕組み。日本自然エネルギーは企業から得た資金をもとに、全国の自然エネルギー発電事業者に対して自然エネルギーを使った発電を委託する。委託を受けた自然エネルギー発電事業者は、風力などで発電した電力を地元の電力事業者に販売する。
これは、どこかの風力発電所で発生させた全サーバの消費電力と同じ量の電気量を、はてなが使用した電力と見なす「権利」を購入したことになるそうです。CO2の排出権と同じようなものです。株式会社はてなが風力発電所を設置したわけでも、風力発電所からの電気でサーバを動かすわけではありません。
はてなの登録者数は42万人、月間ページビュー数は5億PV、サーバーは250台を使用しているそうです(2006年6月現在)。社員全員が自転車通勤したり、ミーティングをPodcastにして公開するなど、ユニークな試みが多い同社。今回の決定も従来の企業にはない革新性をかいま見ることができます。